2012/04/01

わかっちゃいるけど

基本的に,スポーツというやつは,審判がいて,彼らのジャッジが絶対的な力を持つことになります.

テニスやアメフトのようにチャレンジ(要するにビデオ判定)が認められている種目もありますが,野球ではそれがありません.

基本,審判が言ったことが絶対なのです.

所詮,人間がやることですから,判断がまちまちなこともありますし,癖もありますし,怪しい判定というのももちろんあります.

そういった審判一人一人の人間くさい「癖」のようなものを許容しているのが,野球というスポーツなのです.

さらに,プロ野球なら審判の判定に意義を唱えることができることもありますが(もちろん,退場させられることも多いですけれど),高校野球などアマチュア野球ではそれが認められません.

ルールブックにどんな記載があろうが,その日,その場で言った審判の判断が絶対.

極端な話,ど真ん中に投げた球がボールと判定されようが,ファールラインに落ちた球がフェアと言われようが,空振りしてもボールと言われようが,それが「正しい」ことなのです.

それに,高校野球の審判は,たとえ甲子園での全国大会といえど,「アマチュア」でしかありません.

報酬なんてのは,交通費とお昼ご飯代くらいなものなんです.要するにボランティア.

ですから,プロと比べると力量が落ちるのも仕方がない.

しかし,それにしても.

今日の判定はいろいろと気の毒でした.

悠々とセーフのタイミングで,ホームを踏んだ横浜高校の得点が認められないで,アウトにされてしまったり(審判の説明によれば,踏んでいないとのこと).


スクイズにいった球を空振りしているのに,死球だと判定されたり(結果的に身体にボールが当たっても,バットを振ると空振りと判定されるのがルールブックに記載されている野球の規則).



どちらも難しい判定ではなく,なぜ審判がこのような判定をしたのか理解に苦しむところなのですが,何かあったのでしょうか.

人により判断が割れるような場面であれば,審判の人間くささもいいかなと思うのですが,この種の偏った判断で,高校生たちの熱戦に水が差されてしまうのはちょっと気の毒ですね(今後は,審判同士で協議する機会を増やして,ミスを減らすようにしてほしいものです).

今日は横浜高校の渡辺監督が,審判に異議を申し立てたので高野連に注意されてしまったみたいですが,これも何か気の毒.まぁ,しゃあないといえばしゃあないのですけれど(しかし,なんと言われようが,私はこの渡辺監督が好きです).

今日は愛工大明電と横浜と,不利な判定をされてしまった高校が負けてしまいましたが,夏に県予選を含めて,自分たちに不利な判定が出てくるかどうかは分かりません.場合によっては自分たちに有利になる判定が出てくる可能性もあるわけだし.

反省点としては,この種のジャッジがあったからといって気落ちせず,踏ん張りきれなかった愛工大明電の濱田くんがあと一歩及ばなかったことと(実際,インサイドパークホームランになった当たりは芯で捉えられていたわけだし),2対2の競り合いからバテてしまって,得点を取られた横浜の柳くんに力がなかったという部分でしょうか.歴代の優勝投手は,不利な判定やら味方のミスやらで招いてしまった絶対的なピンチを乗り越えて,優勝旗を掴んだわけですし.

審判を敵に回しても仕方がないので,開き直ってからどのように挽回していくのかということを考えて,夏は悔いのないようにしてほしいなと思います.

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