2011/08/27

ダルビッシュ有

札幌ドームにダルビッシュ有を観に行ってきました.

この日は調子も良く,そしてプロに入って初めてというワインドアップの投球でした.

15三振を奪いながらも,自責点1,失点1での負け投手.この日の出来で勝ちがつけられないのは,ちょっと気の毒.日ハムの拙攻が目立った試合でした.

ダルビッシュは最高球速が156kmだったのだけれど,スピードガン以上にボールが「きている」感じ.伸びが素晴らしく,打者の手元でくいっと食い込んでくる雰囲気.

投球フォームも美しく,右手が身体にまきつく感じでリリースまでガマンされているので,バッターボックスに立ってみると,「びゅっ」といきなりボールが出てくるように見えるのではないでしょうか.

それ以上にこの日よかったのが,空振りを取る縦のスライダーとカウントを取る横のスライダー,それに110km代のスローカーブ,それにチェンジアップでした(「何があかんねん!」と言われそうですが,ちょっとツーシームが抜け気味で,それでカウントを悪くしたところを2回に狙い打たれました).

これらの球種をストレート(フォーシームファーストボール)と同じ腕の振りで投げられるのだから,バッターとしてはたまらない.

正直,日本の野球界では力をもてあましているような感じでしたね.

パリーグだと,今まで全盛期の野茂英雄,西崎幸広,阿波野秀幸,渡辺久信,渡辺智男,石井丈裕,岩隈久志,松坂大輔といった蒼々たる本格派を観てきた経験がありますが,恐らくダルビッシュはこの中でも一番なのではないかと思います.

しかも,年齢的にまだまだ伸びる余地があるというのが凄い.

私が今まで観てきた中での比較対象は,むしろロジャー・クレメンス,フレディ・ガルシア,ティム・ハドソンといったメジャーの一級とするべきなのかもしれません.もしかすると,ロイ・ハラデイやジャスティン・バーランダーと比較しても遜色ない投手になれる素質を持っているかもしれない.

というわけで,この選手はお金を払って観る価値のある選手で,その機会がたくさんあるというだけで札幌にいるメリットは高い.今後も生で観たいなと思いますが,メジャーでどれだけやれるのかを観てみたいという気持ちがあるのも正直な感想.

蛇足ですが,雰囲気があって,歩いたりキャッチボールをしているだけでもかっこよかったです(球場外で生で見たことはありましたが,やっぱりユニフォーム姿は別格).

iPhoneでズームなしの写真なので遠目で見えますが,実際はけっこう近い.腕のリリースポイントが見たかったので,3塁側の席に座りました.一度,バックネット裏で見てみたい.

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