2011/03/18

原発危機に関して(英国の専門家の見解)


2011年3月15日 3:10 AM
ジム・スミス博士(Dr Jim Smith)
英国・ポートスミス大学、地球環境科学研究科、環境物理准教授
「現時点で一番のリスクは、市民が原発事故に対してパニック状態に陥ることだと思います。放射線のリスクに集中することは重要ですが、事故によるストレスやパニックが、被ばくと同程度、もしくはそれ以上に人々に悪影響を与えるということが過去の経験から明らかになっています。チェルノブイリ事故の後でさえ、発電所のすぐ近辺に住んでいた人たちをのぞくと、集団レベルでは健康に深刻な悪影響はありましたが、個人へのリスクは極めて低いものでした。ですから、たとえチェルノブイリ事故と同規模の炉心溶融が起こっても、発電所のごく近辺を除く地域に住む人々への影響は小さいだろうと考えられます。」

2011年3月12日 5:22 PM(現地時間)

マイケル・リークス教授(Professor Michael Reeks)

 英国・ニューキャッスル大学、機械・システム研究科

米国原子力協会のための背景説明:「日本で起きた地震と津波は歴史的な大災害です。犠牲者は恐らく何千人に上ると思います。完全な情報はまだ集まっていませんが、地震と津波による死者や建物の崩壊の規模は、原子発電所の事故によるそれを大きく超えるものになると思います。

原子炉炉心溶融というのは大惨事ですか?
「必ずしもそうではありません。原子炉には多重の安全システムが組み込まれています。万が一、原子炉内の燃料が融けるようなことがあっても、放射性物質が環境中へ放出されることのないように原子炉は設計されています。[今回の福島原発事故で]このような事態が生じたとしても、元々これほど規模の大きい自然災害を想定して設計されていないので、放射性物質を中に封じ込めておくだけでも 「成功」だと言えます。原子力発電業界は今回の事故から学習し、将来的により安全な発電所を再設計するでしょう。」

リンク元:http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1150

0 件のコメント:

コメントを投稿