2011/03/09

大学教員の長話

えっと,小学校も中学校も高校もおよそ「先生」と呼ばれる人種って話が長いですよね.

大学教員もそうなんです.

だいたいが,ムダに長いのですけれど.

基本的にプレゼンテーションに向かない人たちというか,あまりフィードバックを意識しない人が多くて,自分が言いたいことを感情の赴くままに述べて,それでもって,服従心というか忠誠心が強くて,それを黙って拝聴する人たちを「素直でいい子」と評価したりしますよね.

こういうのって,昔から怪しい宗教法人の集まりみたいで大っ嫌いだったのですが,やっぱり,大人になっても嫌いでした.なんかあほらしい.

実は自分が話をする時にも,全員に全員うんうんと頷かれるのは,あんまり好きではないんですよね.

そりゃ,ハナから聞く気のない人たちには腹が立ちますけれど,こっちの話を聞いて,それでいて耳に痛いことでもきっちりと言ってくれる人たちには好感が持てます.

ただひたすら褒められているばっかりだと,なんか甘やかされるばっかりで(indulgeという言葉がしっくりくる),傲慢な人間になってしまいそうで,凄く怖くなってしまう.

自分の話を聞いてくれる人たちからのフィードバックには,常に聞き耳を立てるようにしておきたいと思う.年のいった裸の王様は実に見苦しい.

ということで,プレゼンテーションというのは,常に相手があることなのだから,主観的にも客観的にも常に評価するという態度だけは抜かりなくやっていきたいですね.

ちなみに,研究者畑ではないのですが,ローカルタレントで俳優さんの金田一仁志さんにちょっと非常勤で授業を持ってもらっているのだけれど,彼の話にはちょっと感心しました.

周囲のことに気を配る配慮があるし,話に抑揚があり,挨拶も気持ちよくてなかなか素敵なおじさんでした.

テレビだのラジオだの舞台だのに立っていると,やっぱり厳しい視聴者の目にさらされることになるわけだから,そういう「評価」に真摯に目を向けて,こういう聞いてもらえるプレゼンテーションができるようになったのだと思う.

欧米と比べて,日本人はプレゼンテーション下手で有名(notoriousという言葉がしっくりくる)だけれど,それでも今日はちょっと勉強になりました.

授業,覗かせてもらおうっかな?

劇団員の友人もいるし,実はコツコツと舞台やっている人はけっこう好きなんです.

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