2011/01/24

お疲れ様でした.

喜味こいしさんが,肺がんのため亡くなりました.

兄の夢路いとしさんが8年前になくなって,「いとこい」漫才が聞けなくなって久しいですが,おもしろかったなぁ.



普通,大御所さんの漫才というのは,昔の栄光を称える意味でも,観客も無理して笑おうとする雰囲気があるのだけれど,いとこい漫才は老若男女,上方では誰でも安心して笑えたもんです.

失礼な言い方だけれど,ネタ的には全然たいしたことないのに,「間」の取り方が絶妙で,名人芸ってこういうのを言うんだなと若い頃から思っていたもんです.

喜味こいしさんは,実にいい表情をされている方で,こういうお爺さんって魅力的だなと思っていました.

特攻隊志望だったとか,広島での被爆体験だとか,いろいろ大変な局面を体験されてきた方だったのだけれど,戦後からの平和な日本の復興を支えてきた貴重な人材の一人だったと思います.

最近は「キレる年寄り」なんかが随分と多いみたいだけれど,年を取ったらこういう包容力を持つ「大人」になりたいものです.

0 件のコメント:

コメントを投稿