2011/01/03

個人情報保護という嘘

えと,新しいスポーツジムに行ってきました.

設備も新しくて,まぁ,基本的にはいいのだけれど,やっぱりランニングトラックのあるスポーツクラブなんてほとんどありませんね.少々設備はぼろくとも,トラックのある前の方が愛着があるのですが,そのうち慣れてくるかな.

北海道は,何せ外を走れる機会が限られてくるので,今後は大学の体育館でも使って走り込もうとか考えている今日この頃.ボールもいろいろ使えるので,それはそれで楽しそうなのだけれど.

それにしても,入会手続きの説明を聞くのがめんどくさくて,途中から投げやりになってしまって,受付の人,すみません.(こんなサイト,知らないと思いますけど)

だって,

「入れ墨の入った方,云々」だとか

「あなたにあったトレーニングメニュー,云々」だとか

「岩盤浴やら日焼けサロン,その他関連施設の説明,云々」だとか

興味なさすぎです.最初の方は割と愛想良く話を聞いてましたけど,さすがにめんどくさくなる.

適当にパンフだけでも入れてくれたらよろしい.

ところで,

「個人情報保護法に基づき,お客様の顧客情報は責任を持って管理いたします」

なんていう説明も受けたのだけれど,本当に「責任」を持って管理する気なんてあるのだろうか.

Yahooが顧客情報を流した時は,流出させてしまった顧客さんたちにお詫びとして500円の商品券を贈ってすましたとか,最近でも三菱UFJ証券が顧客情報を売却したり,NHKが顧客情報を流出させたりしたけれど,基本,罰則みたいなのはないですよね.

一応,6ヶ月以下の懲役ないしは30万円以下の罰金とかいう規定がありますが,この罰則は言うなれば,他人を指さして「バカ」と言うというレベルの犯罪と同程度のものなので,実質,限りなく無効に近いですよね.

あほらしい.

なんか

「できるだけ保護するように勉めますが,流出させちゃったらごめんなさい」

と言われた方がいさぎがよくて,なんかすっきりとする.責任取る気なんてどうせないくせに,軽々しく「責任を取る」なんて言葉を発することの方に腹が立ってしまう.

まぁ,昔から本音と建て前が嫌いな性質でしたけど,その性格は今も変わらないらしい.でも,言っていることとやっていることが違っているということが,なんか昔から嫌いなんですよ.嫌いなものは仕方がない.

ところで,この種の個人情報なんですけど,昔からアンダーグラウンドに名簿を売買する業者ってのが存在しているんですよね.学校の卒業アルバムやら同窓会名簿,それに会社の顧客情報に戸籍だとか.妥当な推測だと思いますけど,この手の情報を裏でやりとりしている企業や官公庁は今でも少なくないでしょうね.何せ,罰則もたいしたことないですし.(それに,Googleあたりが本気を出せば,巨額の軍事機密費をどこかから引き出すことも可能でしょう)

最初にこの手の業者の存在を知ったのは,受験業界でバイトをするようになった大学生の頃でした.なぜピンポイントのタイミングで,受験学年のお子さんのいる家庭に予備校や塾のパンフレットをうまく送付できるのかという疑問にあっけなく答えてくれたということで,ちょっと膝を打つような気分になったことがある.

まぁ,その他いろいろな経験があって,世間やマスコミやらお偉いさんが言うことよりも,「こう考えれば辻褄が合う」という,論理・理性を重視する生き方が性に合って,今はそれを生業にしているわけだけれど.

まぁ,気質の商売でそういうことをする人間ばっかりだと,めんどくさいかもしれませんね.研究者なんてアカデミズムの隅っこに隔離しておくのが,社会政策としては得策なのかもしれない.

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