2010/12/19

収穫

今回の京都訪問では,韓国系の言語学者と交流できたのが凄く大きかった.

特に,USCでも会ったのだけれど,キョンヒ大学のジョンボクは研究分野もけっこう重なるので(アプローチは違うのだが)生産的な話がいろいろできてよかった.(念のため書いておきますけど,相手はお偉いさんです)

ご飯を食べながら,そして温泉に浸かりながらいろいろと話をしていたのだけれど,人柄もいいし,ソウルに行くことがあれば飯くらいは奢ってくれるそうなので,ちょっと行ってみたいなと考えている今日この頃.

それと,朝鮮語のデータに関して,ソウル国立大のソンギョさんともいろいろ議論できたのがよかった.私が追っかけている日本語の細々としたデータと朝鮮語と一致することが多いので,今後,比較研究することはなかなか生産的だと思われます.

言語の祖先的には,日本語と朝鮮語がつながっているという証拠はないのだけれど,統語的には両者は非常に似通っているので,何が共通点で何が違うのかを分析的に観察することは,言語理論の発展にとって必要不可欠なことだと思います.まぁ,日本語と英語を初めとする西欧諸語とは違いすぎるくらい違いすぎるので,日本語と,英語と,朝鮮語とを比べてでてきた一般化はかなり汎用性が高い確率がある.

まぁ,3つとも対格言語で,能格言語なんかと比べるとまた全然違うことになりかねないのですけれど.

そもそも,私はワシントン大学で,フリッツとスーウォン・キムの2人に統語論の手ほどきを受けたので,韓国系の言語学者にはとても親近感を感じます.ヨークでも,サブアドバイザーのジョージの奥さんがクッキーという韓国人だったので,いろいろと世話になったし.

イギリスにいた頃は,ソウルなんて「遠いがな」という一言で全然目もくれていなかったのだけれど,札幌からだとソウルまで直通便もあるくらいなので,近い将来に行く機会はありそうな感じ.私は辛い物も好きで,別に韓国に違和感も何もないので,ちょっと行ってみたいですね.

ただ,ハングル模様がワケわかめなんですが.記憶力がある間に朝鮮語も勉強しておくか.

それと,フランス語と,ドイツ語も.(って,無理やがな...)

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