2010/12/08

心が狭い


交際相手のマンションに放火 容疑の女を逮捕 札幌・北区


7日午前4時55分ごろ、札幌市北区北38西3、マンション「ジェイエス麻生」(11世帯入居)1階、とび職吉岡竜太さん(23)方から出火、鉄筋コンクリート4階建て延べ400平方メートルのうち、吉岡さんの居室内部30平方メートルを全焼した。吉岡さんは足にやけど。他の住民は避難し、けがはなかった。
 札幌北署によると、吉岡さんは「女に火をつけられた」などと話しており、同署は現住建造物放火と殺人未遂の疑いで、現場にいた同市北区百合が原5、無職高橋理沙容疑者(24)を緊急逮捕した。
 同署によると、高橋容疑者は吉岡さんの交際相手。同署は同容疑者が合鍵を使って吉岡さん方に侵入し、灯油をまいて火をつけたとみて調べている。高橋容疑者は容疑を否認している。
実はこの放火されたマンションの2階に,私の受け持ちの学生さんがおりました.しかも,けっこう喋る子です.
今日は雪が降って,寒くなってきたというのに,早朝の5時から外に追いやられてしまった模様.泣きながら友人の携帯電話に電話をかけ,今日の1限の私の授業が欠席扱いされるかどうか心配していたということと,ひたすら泣いていて落ち着いて話ができないとかいう様子だったらしい.
もう,なんと言えばいいのやら.
欠席なんて,教務になんと言われようが公欠扱いで点数は処理しますし,また元気に大学に来てくれたらそれでいいです.それ以上の何を求めるというのだろうか.
大学教員なんて,所詮,学生一人一人の人生の責任を背負える程の存在じゃないし,妙な使命感は最近の教壇では白眼視されることはあっても,あまり肯定的に評価されることはない.
師弟関係というのは,幻想関係をその基本とする.
師というものは,往々にして弟子が思うほど偉大な人物でもなければ,頭がいいということはあまりないわけだけれど,それでもその幻想関係を信じている限りは,師を「先生」と呼び,無条件に慕い,師から,時に師が身につけている以上のことを学ぶものなのである.
我々,教員はその種の幻想を売って商売にしているわけである.なんともいい身分ではないかと常々思う.
この世の仕事の大半は,自分の尊厳を切り売りして生業としているのである.前途ある若者たちに持ち上げられるのが仕事なんて名誉なことではないか.
大多数でなくても,世の中には無条件で味方になってくれる他人の一人や二人いても罰は当たらないであろう.
なんて考えているので,私は基本,学生さんにはなるべく無条件で味方になり,頼みは断らないようにする主義にしている.
他はけっこうちゃらんぽらんなので(妙に真面目にするのは嫌いだし),せめてどこかは筋を通す所があってもいいのではないかと,そう思う.教員は信用していなくても,学生は信用していてもいいだろう.
そんなこんななので,歪んだ正義感だと思うのだけれど,この放火犯には,一片の同情もないし,人権がどうのとかいう話には耳も貸したくない.さっさと処分するか,収監して二度と娑婆には出さないで欲しいと祈るばかりである.痴話喧嘩が元で,うちの学生が死にかけたのである.私は絶対に許さない.
余談ですが,この学生さんに怪我はなく,一応,すぐに大学にも来られるみたいなので,今はだいぶ落ち着いています.でも,愉快な話では全然ないですよね.

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