2010/06/04

誤審

6月3日,デトロイト・タイガースのガララーガ投手が完全試合まであと1人というところで,誤審によりアウトがセーフと判定されてしまったことで,完全試合を逃すという出来事がありました.

Missed call ends Galarraga's perfect bid



この誤審をしてしまったジム・ジョイス氏はワールドシリーズの審判も勤めたことがあるベテランの腕利きだったようですが,やってはいけないところで,とんでもないミスをしてしまいました.

試合後,ビデオで判定の確認をしたジョイス氏は誤審を認め,思わず涙ぐんで謝罪を表明しました.

ただ,当の完全試合を逃したガララーガ投手は,判定後も開き直って次打者を抑え,見事に勝利を収めました.

試合後,「(ひっかけて)パーフェクトな人間はいないからね」と粋なコメントを残し,翌日,ジョイス氏が主審を勤めた試合の前,前日の誤審に対するブーイングがやまない観客席を見たタイガースのリーランド監督は,ガララーガ投手にメンバー表を提出させ,ガララーガ投手とジョイス審判が握手する様子を披露することで,観客のブーイングを収めてしまいました.

うむ.

機転の利いた大人の対応というのはなかなかいいものです.

この一連の出来事で,ガララーガ投手は株を上げたし,審判の名誉も傷つけることなく,監督の威厳も確保される,と.

とんでもない失敗だったかもしれませんが,「人間は間違う」という前提から目を離すことなく,うまく対処するということで,ネガティブイフェクトをポジティブなものに変えることができるのは,知性の重要な働きであると思われます.

それにプロスポーツは子供に対する影響も大きい.彼らプロスポーツ選手たちが子供たちにすばらしい行動を示すことで,プロ野球の存在意義も確認することができたすばらしい出来事だったように思います.

この辺は,ちょっと日本のプロ野球だとうまくいかなかったように思いますね.なんか子供の喧嘩をおっぱじめそうだし.間違った審判は殴ってもいいとか,ひたすら愚痴って罵る有名人2人の顔が思い浮かびます.あんぽんたんな文化論かもしれませんが,日本では「間違ってはいけない」という強迫観念の方が強すぎて,間違った人間をつるし上げて追い込むことに生き甲斐を見せる人たちがちょっと多いような気がします.

気のせいかな?

懐の深い社会になればいいんですけどね.

ジンギスカン,初体験してきました.臭みもなく,非常に美味.それと,子羊のタンが抜群においしかった.二次会は,すすきのの怪しい歓楽街を通り抜けたところにある,こぢんまりとした居酒屋で,旬の野菜料理と地酒を堪能.歓楽街の外れにある小さな店って当たりが多いですよね.

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